「実際にPE-BANKで面談した感想を聞きたい」
「PE-BANKを使うメリットやデメリットを知りたい」
このように疑問に思っていませんか?
今回はフリーランスエージェントのPE-BANKについて徹底的に解説していきます。
実際にPE-BANKと無料面談もしましたので、面談の感想と合わせて評判や口コミも併せてご紹介します。
・現役15年目のSEです
・2020年フリーランスエンジニアになりました
現役エンジニアの人や、フリーランスエージェントでお悩みの方はぜひ参考にしていってください。
目次
PE-BANKとは?
PE-BANKはITエンジニア向けの業界大手のフリーランスエージェントです。
主な特徴はこちらです。
PE-BANKの特徴
・地方案件に強みがある
・仲介手数料(マージン)は8〜12%
・2000人以上のフリーランスエンジニアが就業している
特に地方案件に強みがあるのが特徴です。
フリーランスエンジニアの仕事の数を調べると、やはり圧倒的に関東が多く、地方の方は「うちの県には案件無いじゃん」という方が多いと思います。
地方の方にとってはぜひ検討したいエージェントの一つと言えるかと思います。
\無料カウンセリングはこちら/
PE-BANKで実際に面談した感想
次は私が実際にPE-BANKで無料面談(カウンセリング)をした時の話を紹介させていただきます。
面談はオンラインで実施し、2名の営業さんが話をしてくれました。若い方がメインで話し、ベテランの方が見守るような感じで補足してくれました。
面談と言っても気軽な雰囲気でした
人生で初めてのフリーランスエージェントの面談だったので、最初は少し緊張気味でした。
営業さんも割と気楽な感じで話してくれたので、しばらくすると緊張が溶けました。
他のフリーランスエージェントにも面談経験があるのですが、面談では緊張はしなくてよさそうですね。
スキルシートは面談後でOKでした
一般的にはスキルシートを事前に送って無料面談をするのですが、PE-BANKは融通を利かせてもらって先に無料面談をしてもらえました。
会社員からフリーランスエンジニアになろうとするとそのスキルや経歴を企業側に伝えるために、スキルシートをまっさらな状態から書くことになります。
業務内容・期間・習得スキル・開発規模・アピールポイント・使用言語・ツール・サーバOS・担当工程など
会社員歴が長めの人ほど、スキルシートを書くのは大変なんですよね。
早く話を聞きたかった私は、スキルシートの作成を省略して面談してくれたのは助かりました。
もちろん面談時には経歴やスキルなどは伝えました。
前半は説明が少し一方的?
面談の前半は会社の概要や仕組みを説明されて基本的には一方的に話を聞く感じでした。
もう少し、私の状況を知ってから話をして欲しかったなと思っています。
途中で、「私ならこうやって話すよな〜、具体的な相談は今日聞けるのかな?、その話は知ってるよ笑」などと思ってしまいましたが、よく言えばマニュアル通りって感じでした。
ただ、後半はもちろん質問に対して丁寧に答えてくれましたし、話自体は明確で分かりやすかったです。
正直、もう少し親身になって欲しかったなというのが感想ですね。
フリーランスのデメリットもしっかり教えてくれた
継続的に仕事がある保証はない、年齢が60歳くらいだと何かに特化した人材じゃないと厳しい、スキルアップは常に必要、など実際にフリーランスを見てきた営業さんの経験からリスクやデメリットをしっかり話してくれました。
逆に悪いことも話してくれたのは安心しましたね。
ちなみに62歳でフリーランスエンジニアで活躍している方もいるとのことでした。
フリーランスの実情を教えてくれた
2020年8月現在の話ですが、
「今は新型コロナウイルスの影響で仕事が絞られているため、Greenさんの場合は、秋や冬まで待った方がいいかもしれませんね。例えば65万円の案件60万円になったりしていることもあります。」
と、結構リアルな話もしてくれました。
本来ならエージェントとしてはすぐに契約させて手数料を取りたいはずですが、正直に話してくれたのは好印象でした。
その後は営業がバンバン連絡してくることはない
面談が終わってからは、案件探しを依頼しなければ特に連絡が来ることはなかったです。
話を断りにくい人や、気軽に面談しかっただけの人にとっては良いことだと思います。
聞かれたことまとめ
これはどこのエージェントも同じですが、下記のようなことを聞かれました。
聞かれたこと
- なぜフリーランスになろうとしたのか?
- いつからできますか?
- どこまで通勤できますか?
- 経歴と対応可能言語を教えてください
- どのような内容の業務を希望しますか?
- 単価はいくらくらいを狙いますか?
他のエージェントも同じなので、ある程度答えられる準備はしておきましょう。
PE-BANKの評判:メリットとデメリット
仲介手数料(マージン)は8〜12%
仲介手数料を公開しているのは大きなメリットの一つで、報酬の受け取り回数(月)で変わってきます。
報酬受取回数 | PE-BANKの仲介手数料 |
1~12回 | 12% |
13〜24回 | 10% |
25回〜 | 8% |
長期なほどお得ですね。
補足しておくと、報酬受け取り回数はPE-BANKからの報酬受け取り回数なので、例えば”A案件が3ヶ月、B案件が10ヶ月”であれば報酬受け取り回数は計13回になるので、”10%”になるという形です。
1年間PE-BANKと契約して仕事をしたら、翌月からは10%になるということですね。
案件数は業界トップクラス!地方案件が充実
案件数は業界トップクラスであり、他のエージェントと比べると地方案件が多いのが特徴です。
ちなみに私が話を聞いた時点では、中部地区では案件数No.1で、200名以上のフリーランスエンジニアが働いているとのことでした。
地方の人であれば分かると思いますが、参考に案件を探してみると関東圏の案件ばかりなんですよね。
地方の人からしたら地方案件があるのはPE-BANKの最大の強みと思います。
特に中部地区の方ならぜひ利用したいエージェントと言えると思います。
歴史がある
PE-BANKは非上場ながら、創業30年で業界では老舗企業です。
老舗企業であるがゆえに地方案件に強いつながりがあるのでしょう。
参考情報ですが、愛知では15年とのことでした。(中部地区にないエージェントが多い中でこれは安心できますね)
全国で支店がある
一部で案件のない県もあるようですが、支店は全国的に網羅しています。
下記はPE-BANKの本店と支店です。
PE-BANKの本店と支店
・東京本社
・中部支店
・関西支店
・岡山支店
・九州支店
東北や岡山に支店があるのは他にはないPE-BANKの強みですね。
北海道や四国でも案件はあるようです。
報酬の支払いが遅め
報酬は働いた月の翌々月の10日に支払いになります。
レベテックは翌月15日、ギークスJOBは翌月25日なので、比べると遅めです。
しっかりとお金の管理が必要になってきそうですね。
ただし、早払いサービスというものを使うと翌月20日にすることができます。
こちらは手数料3%かかるとのことですが、「報酬がどうしても早くほしい!」という場合の時だけ使えば良いかと思います。
積立制度がある
PE-BANKは積立制度があり、自動的に報酬の5%が天引きという形で積立されます。
確定申告時に全額が返金されるので、特に問題ないかもしれませんが、こちらもお金の管理をしっかりしておいた方がよさそうですね。
逆に計画的にお金を貯められない人にとっては良い仕組みだと思います。
共済のサービスは有料である
通常の会社員のように、”万が一に怪我や病気になった場合に助けてもらえる共済制度”に加入するためには、PE共済会の加入が必要になります。PE共済会は年齢とコースによって月々2,500円~12,850円かかります。
長く勤めることを考えると、必須になってくるので人によっては有料はちょっと痛いかもしれませんね。
ただし、加入しなくても無料で受けられる福利厚生サービスも充実しています。
共済会制度で使えるもの
・生命共済
・ガン共済
・入院日額手当
・連鎖倒産防止制度
・事業資金貸付制度
・起業支援貸付制度
・資格取得支援制度
・慶弔金制度
共済会制度に未加入でも使えるもの
・インフルエンザの予防接種補助金
・フィットネスクラブ補助金制度
・メンタルヘルスケア
・介護セミナー
・レジャー補助金
・PE-BANK VISAカード(ITフリーランス向けクレジットカード)が発行可能
週5日の常駐が多い
他のエージェントでも同じですが、週5日勤務で常駐案件が多いです。
リモートワークで週3日勤務など自由に働くためには別の手段が必要になりそうですね。
地方は単価が下がる
こちらもPE-BANKに限った話ではありませんが、地方であればどうしても単価が安くなります。
面談で聞いた限りでは 関東 > 中部 > 関西 > 他の地方 というようです。
(中部は自動車産業で単価が少し高くなっているそうです。)
やはり関東圏に高単価の案件が集中しているようですね。
PE-BANKの口コミ
Twitterの口コミ
Twitterで口コミを探してみました。
Twitter 口コミ
札幌でフリーランスエンジニアやるなら、以下のエージェントがおすすめです。
・PE-BANK
・ハイパフォーマーITエンジニア
とひあえずこの2つのエージェント登録しておけば食いっぱぐれることはないです😄
自分のブログ記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧下さい。
(引用:Twitter)
Twitter 口コミ
確かに、関西だと関東と比べると少し単価は落ちますね!
ただ、地方に強いエージェント『PE-Bank』を使ってるエンジニアの話では、現在、フリー歴2年のエンジニアで、大阪だと月65万くらいと聞きました。
東京だと同じスキルでも、月80万乗ってもおかしくないので、それと比べると見劣りしますが…
(引用:Twitter)
Twitter 口コミ
エンジニア登録して10年になる PE-BANK。#フリーランスエンジニア のエージェントとして歴史は古く、所属しているエンジニアの平均年齢は40代⁉︎
僕らが平均年齢上げてます
老舗だけあって、企業の信頼も厚いので、登録しておいて損はないと思いますよ
(引用:Twitter)
やはり地方に強いという口コミが多かったですね。
年齢もそれなりに高くても問題ないということが分かりました。
フリーランススタートでの口コミ
他にも「フリーランススタート」でも口コミを探してみました。
ココがおすすめ
営業さんが非常に丁寧
会社全体としてエンジニアを大切にする文化がある点
技術に自信のないエンジニアでも技術力に見合った案件を提案していただける点
共同受注という形で手数料が明確な点
福利厚生が豊富な点
ココがダメ
まだ案件をご紹介いただいているわけではありませんので、面談時のヒアリングをもとに記載します。
老舗だけあって、案件の母数は非常に多そうでした。
Web系の案件も数は多いそうですが、エンド企業からの直請けの案件数はそこまで多くはないようでした。
支払いサイト
(引用元:フリーランススタート https://freelance-start.com/ )
8件全ての口コミを見ましたが、そこまで悪いことは記載していませんでした。
高評価が多かったですね。
フリーランスエージェントを使うメリット
PE-BANKに限った話ではないですが、フリーランスエージェントを使う上での忘れてはいけないメリットを記載しておきます。
- 面談はオンラインでOK
- 確定申告のサポートもしてくれる
- 契約や単価の交渉をしてくれる
- 休みを調整できる
- 仕事が決まるまでは完全無料
ご参考に業界知名度トップクラスのフリーランスエージェントであるレバテックフリーランスの記事はこちらです。
まとめ
PE-BANKと実際に面談した内容や口コミ、評判をまとめます。
PE-BANKまとめ
・案件は業界トップクラス
・地方案件が豊富
・歴史が長い老舗エージェント
・仲介手数料(マージン)は8〜12%
・福利厚生の共済については有料
・報酬支払い日が翌々月20日(ただし早払い制度あり)
・面談では正直に話してくれる
エージェントにちょっと相談してみたいな〜という人や、自分の市場価値が知りたい人は無料でできるのでオススメですよ。
今はオンラインで気軽にできるのも良いかと思います。
フリーランスエージェントを探している方はPE-BANKはぜひチェックしたいエージェントの一つだと思います。
\無料カウンセリングはこちら/