SEってやりがいあるの?
どんなところにやりがいを感じるの?
SEにちょっと興味あるんだけど、どうなの?
現役のSEはどう思ってるの?
システムエンジニア (SE)について、現役15年目に突入した私が「やりがい」があるか、またどんなところに「やりがい」を感じるかについて、今までの経験をふまえて本気で考えてみました。
長く働くためには「やりがい」は大事ですよね。
仕事に「やりがい」を感じるかということは人生に大きな影響を与えると思います。
SEになろうとしている方、興味がある方、本記事でSEのどんな所に「やりがい」があるかが分かっていただけるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
目次
システムエンジニア (SE)のやりがいは?
実際にやりがいがあるか・ないかは人によります。
それじゃ困る…と思いますので、実際にやりがいを感じるであろう点を私の経験を元に細かく見ていきましょう。
給料
平均年収と比べ給料が良いので、お金でやりがいは出てきます。
私は毎月の給料日で「こんなに少ないの〜」と思ったことはあまり経験がなく、「おぉ〜、ありがたい!頑張ろう!」と思う事が多いです。やる気がない日々が続いても、給料日が来るとやる気が戻ります笑
会社にもよりますが、ボーナスも平均より高めになるので、そこでもやりがいを感じる事ができるでしょう。
また、フリーランスであれば月に50万円以上得られる事も多く、さらに100万円を超えることもできるので、給料という面で見るとさらにやりがいが感じられるのではないでしょうか。
【システムエンジニアの平均年収についてはこちら】
安定
比較的、安定している業界です。
まだまだSEは人が足りていません。日本全体として見ても足りていないようです。
ですので、必然的に仕事が全くなくなるリスクは低いと言えます。
リーマンショックやコロナショックで仕事を失ってしまった人が多かったと思いますが、そういった危機のたびに、安定している業界でよかったと思えます。
長く見ると「安定」はやりがいにも繋がっているかもしれません。
時代の先端
時代の先端の仕事をすることで、やりがいは感じられます。
「時代遅れな仕事をしている」ということはほぼないでしょう。
社員には”どんどん新しいことを学び、スキルを上げていってほしい”と会社側は考えているので、最先端のことを学び続ける事が可能です。
さらにAIやRPA(自動化)など時代の最先端を経験できます。
クリエイティブ
SEはものづくりの仕事です。
クリエイティブと感じられる場面は多いでしょう。
さらに仕事の「効率化」も重要で、効率化に関するオリジナルのアイデアが採用されることが多く、私はそういった時もクリエイティブな仕事をしたと感じる事ができています。
ただし、同じ作業を延々とすることもあり、全くクリエイティブとは言えない地道な作業も多いです。クリエイティブかどうかは仕事や人に寄るところが大きいかなと思います。
スキルアップ
出来る仕事の範囲が広がることで、自分のスキルアップを感じる事ができます。
仕事上、必要なスキルや資格などの勉強をする事になり、資格に合格したり、自分のできる仕事の領域が広がる事で、やりがいを感じられるでしょう。
スキルアップ→仕事を変える→スキルアップ→仕事を変える
を繰り返し、どんどん年収を上げることも可能です。
上流工程
ある程度経験を積むと上流工程へシフトする事ができます。
例えば
検査→設計→プロジェクトリーダー→プロジェクトマネージャー
といった具合に任される範囲が上流に行く事で、やりがいを感じられるようになります。
ただし、これも業界・企業・人によるでしょう。
自慢できる
自分が関わっている製品が世に出る事で人に自慢できます。
「あの新製品のシステムは自分が作ったんだよ!」
「あの高級車のプログラムは俺が作ったで!」
などと言えます。
家族や友人からは尊敬されやすいでしょう。何と言っても世界の有名起業家もエンジニア出身が多いですからね。
自分の自信にもなります。
独立しやすい
あわよくば会社をやめてフリーランスや起業するなんてこともしやすいです。
フリーランスや起業家になるために、「就職して数年間はスキルや経験を積むと割り切って働く!」というのもありでしょう。
明確な目標があればやりがいも出てきます。
実はこれがかなりのメリットではないかなと思います。
やりがいがなくなる場面
良いことばかりではありません。やりがいを消してくる要因もあります。
残業
残業は比較的多いでしょう。
仕事で疲れが溜まっていくことでやりがいは徐々になくなってきます。
ただし、昔よりは圧倒的に世の中の目が厳しくなってきているのでブラックな会社は減ってきていると思います。
私も昔と比べたらかなり残業が減って今はかなり体力的にも余裕があります。
やることが多い
人によりますが、業界全体で人手不足なので、次々に仕事を任されてしまいパンクしてしまうこともあります。
できないことは上司に相談したり、辛くなったら会社のメンタルケアの制度を使いましょう!
どうしても辛いならやめましょう。
不具合の対応
プログラムが間違っていた場合など、製品に不具合が発生した時は結構大変です。
自分が責任者や当事者であれば、影響の確認やリカバリー、またはお客さんへ謝りに行ったり、と大忙しになります。
ただし、私自身は不具合があった場合に逆にやることが多すぎて必死になるので、やりがいが〜ということすら忘れることが多かったです。
まとめ
以上の内容をまとめますと
やりがいを感じる点
- 給料
- 安定
- 時代の先端
- クリエイティブ
- スキルアップ
- 上流工程
- 自慢できる
- 独立しやすい
逆にやりがいをなくす点
- 残業
- やることが多い
- 不具合の対応
10年以上の私の経験をおり込んだ内容ですので信頼性が高い情報だと思います。
やりがいを感じるところ、やりがいを無くすところは人それぞれですが、
SEになろうとしている方や興味がある方は、これらのどこに重点を置くかを選んでみたら良いでのはないでしょうか。
ぜひ参考にして頂けたらと思います。