「言語の一覧が見たい」
「エンジニアに人気な言語は?」
「将来性のある言語は?」
こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
SE歴10年以上の私が現場を知る身として具体的なデータに基づき、お答えしていきたいと思います。
・SE歴15年以上
・2020年からフリーランスに
・難易度が高いと言われるC言語に特化
・別言語も学習中
SEを目指している方や、現役SEだけどスキルアップしたい方にとってプログラミング言語の一覧やその年収・求人数・人気度・難易度・将来性などはチェックしておきたいですよね。
サクッと理解できると思いますので、ぜひ最後まで記事を読んで頂ければと思います。
目次
システムエンジニア(SE)のおすすめ言語は?
まずは言語の選び方を見てみましょう!
- 自分のやりたいこと
- 年収
- 求人数
- 現役エンジニアの取得言語
- 難易度
- 将来性
プログラミング言語の選ぶ基準は上記をヒントに決めたら良いでしょう。
「初心者なのでまずは楽しく簡単な言語を学びたい」
「スマホのアプリを開発したい」
「将来性のあるAIの言語を取得したい」
「年収をあげたい」
「フリーランスになりたい」
など皆さんの想いはさまざまですので、これらの項目の情報をもとに判断していただけたら良いと思います。
年収
言語による年収の違いを見てみましょう。
株式会社ビズリーチが運営している求人検索エンジン「スタンバイ」での2018年での調査結果が公開されています。
引用元:ビズリーチ 求人検索エンジン「スタンバイ」調べ https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html
2012年にリリースされた言語であるGoが1位、2004年にリリースされたScalaが2位でした。
人工知能の得意なPythonが続き、スマホアプリ開発のできるKotlinと続きます。
比較的新しい言語が上位に来ているようです。
求人件数
次に求人案件の割合を見てみましょう。
2018年度でIT求人サイト大手のレバテックキャリアにて新規発生した正社員向け求人データをもとに、プログラミング言語別のランキング調査した結果がこちらの通りです。
引用元:レバテックキャリア https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/563/
Javaが3割以上を占めており、求人がかなり多いことがわかります。
先ほどレバテックキャリアで調べたところ、Javaは1780件の求人がありました。(2020年6月現在)
現時点ではJavaの経験さえあれば転職に困ることはなさそうです。
2位はWebサービスを構築できるPHPで、Webの需要が多いことがうかがえます。
さらに現在の詳細を調べたい場合はレバテックキャリアを参考にしてみてください。求人数はすぐに調べられますよ。
エンジニアの取得言語
現役エンジニアが取得している言語は何が多いでしょうか。
下記は2019年に日経XTECHが現役エンジニアに「あなたが現在使っているプログラミング言語は何ですか」と聞いた調査結果です。
引用元:日経XTECH https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01068/111100001/
C/C++が多いです。C/C++は組み込み系の言語と言われ、日本のお家芸の製造業のシステムには欠かせない言語です。
次にPythonが続きますが、まだ新しい言語であるにも関わらず人気のようです。こらからも需要が増えていくであろうと期待されている言語なので、先手をとって取得しているエンジニアが多いのでしょう。
次は世界で見たエンジニアが学習、または使用している言語2018年の集計結果です。
引用元:スタックオーバーフロー https://insights.stackoverflow.com/survey/2018#most-popular-technologies
世界的にもJavaScriptが多く、次にWeb系のHTML、CSS、SQLが多いです。
日本とは少し事情が違うところもありますが、PythonやC/C++も多いのは日本と共通です。
言語一覧
以上のデータをもとに難易度と将来性、開発例を加えて一覧にしてみました。
順位は2020年6月現在の求人案件の多さ順にしており、将来性の高いと言われている言語には◯を付けてあります。
こちらは人によっては意見が分かれる言語もあるかもしれませんが、Pythonは多くのエンジニアが口を揃えて言うあたり、間違いなく将来性があるのではないでしょうか。
難易度もおおよその目安としてください。
自分のやりたいことや、なりたい姿を考えて、こちらの表を参考にしていただければと思います。
おすすめ勉強法
まずは無料学習サイト
言語がある程度絞れたら、まずは無料の学習サイトで少し勉強してみましょう。
プログラミングの無料学習サイトはこちらがおすすめです。
有料プランもありますが、無料でも学習することができます。
まずは無料でやってみて今後も学んでいけそうかを判断すれば良いです。
スクールだと早い
独学のみでは正直限界があります。
独学ですぐに稼げるまでにいくには相当な努力と時間が必要でしょう。
やる気がある!早く覚えたい!確実に覚えたい!という方はスクールがおすすめです。
お金を払うことで、それを無駄にしたくない!投資分は回収したい!と思えば必死に努力するものです。
ただし、それなりの予算が必要になりますので、無料学習サイトを一通りやった後に、まずはスクールの無料相談に行くのがオススメです。
無料学習サイトは、スクールでのプログラミング言語が最後まで学べるかを判断するのに使うというイメージで良いかなと思います。
まとめ
- 新しい言語は年収高め
- 求人数ならJava
- 将来性ならPython
- 現役エンジニアの取得率ならJavascript、C/C++
プログラミング言語の一覧と共に、その年収・求人数・現役エンジニアの取得言語・難易度・将来性が明確になったかと思います。
本記事を参考に、自分に合った言語を探し出してプログラミングに挑戦していきましょう。